便秘と大腸がんの関係を医師が解説|放置してはいけないサインと改善法
老若男女問わず、多くの方が悩んでいる「便秘」。「たかが便秘」と放置してしまっていませんか?
実は、便秘を長期間放置することで腸のトラブルや大腸がんが隠れている場合もあります。
この記事では、便秘と大腸がんの関係、改善のための生活習慣や治療法について解説します。
消化器・お腹の症状や人間ドック内視鏡検査ご希望の方は

池袋西口病院(消化器外科・内科)⇐池袋駅徒歩5分
〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-2-16
内科・整形外科電話予約は⇒ 📞03-3982-1161
WEB予約受付中!⇒<WEB予約>をクリック
腰痛、手足のしびれなども、お気軽にご相談ください。通院リハビリテーションもできます。
便秘と大腸がんの関係

便秘が続くと、「大腸がんが関係しているのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。実際に、大腸がんが発生して腸管が狭くなると、
- 便が出にくくなる
- 便が細くなる
- 残便感がある
といった症状が見られることがあります。特に血便や体重減少を伴う便秘は、早めの検査が大切です。
便秘が続くときは大腸カメラ検査を
「便秘だけで病院に行くのは気が引ける」と感じる方も少なくありません。
しかし、長期間便秘が続く場合は、大腸カメラ(下部消化管内視鏡)検査をおすすめします。
当院では、熟練した医師が鎮静剤を使用して安全に検査を行っています。
不安や痛みを最小限に抑えた検査が可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。
便秘を引き起こす食生活の見直し

大腸がんが否定された場合は、便秘の原因を生活習慣や食事から見直すことが重要です。
- 主な原因には以下が挙げられます。
- 食物繊維の不足
- 脂質やたんぱく質に偏った食事
- 水分不足
- 不規則な食生活
- 過度なダイエット
- 加工食品や糖質の摂りすぎ
- カフェインやアルコールの過剰摂取
これらはすべて腸内環境の悪化につながり、便秘を慢性化させる要因になります。
便秘になりやすい生活習慣
- 食事以外にも、次のような生活習慣が便秘を悪化させます。
- 運動不足(デスクワーク中心)
- 排便を我慢する癖
- 睡眠不足・ストレス
- 内服薬の副作用
- 加齢による筋力低下
「たかが便秘」と思っていても、これらの要因が重なることで腸の動きが低下し、症状が慢性化します。
改善のポイントと治療法

便秘が続く場合の対処法としては、以下の3ステップを意識しましょう。
- まずは大腸がんを除外する(大腸カメラ検査)
- 生活習慣・食事を見直す
- 必要に応じて薬でサポートする
最近では、便秘のタイプや年齢に応じた便秘薬が多数登場しています。
当院でも症状に合わせた処方が可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
便秘は軽く見られがちですが、大腸がんの初期症状として現れる場合もあります。
長引く便秘は放置せず、まずは医療機関で原因を確認しましょう。
そのうえで、食生活の改善・腸活・適度な運動を心がけることが、健やかな腸を保つ第一歩です。
消化器・お腹の症状や人間ドック内視鏡検査ご希望の方は

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記事監修医:坂口 大輔(一般内科)
詳細は、下記医師紹介リンクにて
