不眠を諦めてはいませんか?原因を知り自律神経を整える方法
現代人の多くが悩む不眠という症状。
長年の症状ですっかり慣れてしまっている方も多いように思えます。
寝つきが悪かったり、途中で目が醒めてしまったりといろいろな症状があるかと思いますが、多くの方が「なぜ不眠なのか?」を考えずにお薬を飲んでごまかしている事が多いように思います。
不眠の正体は「脳の活動」と「自律神経の乱れ」

不眠というのは言い換えれば「夜になっても脳が活動してしまっている」状態と言えます。
専門的な言葉を使うと「交感神経優位」になっている状態です。
自律神経と言って人間のからだをコントロールしているものには、以下の二つがあり、その二つがバランスを取っています。
- 交感神経:活動する神経、昼の神経
- 副交感神経:休む神経、夜の神経
本来人間が持っているリズムは「昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に働く」というものです。
しかし、夜なのに交感神経優位となってしまっている状態が不眠に繋がります。
なぜ「夜なのに昼モード」になってしまうのか?
現代社会には、脳を休ませない要因が溢れています。
- 家に帰ってきても仕事の事を考えなくてはならない、ストレスが多い
- 夜でもスマホ、パソコンを使う事が多い
- SNSなどの普及で他人の情報に触れやすい
特にスマホや動画サイトの普及により、好きなタイミングでコンテンツを視聴できるようになりましたが、その代償として「脳の酷使」が起きています。
「画面を見る」ことが不眠を招くサイクル

知らず知らずのうちに、以下のような流れで不眠に陥っている可能性が高いと考えられます。
画面を目で見る → 脳を使う → 交感神経優位となる → 脳がOFFになり切れない → 不眠
不眠にお悩みの時は池袋西口病院の内科へご相談ください。

根本的な解決に向けて:不眠を放置しない大切さ
睡眠薬は副交感神経優位に切り替える力は限定的であり、根本解決になるものではないということも知っておくべき事実です。
自律神経のトラブルは不眠だけでなく、血圧や血糖値、心疾患など様々な疾患の原因に繋がっていくとも言えます。
今のうちにその原因を解消して、健康長寿を目指してみませんか?
池袋西口病院では、内科で不眠のお悩みについても診療しております。
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記事監修医:坂口 大輔(サカグチ ダイスケ)

現歴
一般内科
出身大学・卒業年
日本大学医学部 平成18年卒

