胸やけは病気のサインになる?病院に行った方が良い目安は?
誰もが経験したことがある胸やけという症状

単に食べ過ぎ飲みすぎが原因なのか?と言うと実はそうとも限りません。
消化器(胃腸)・お腹やお尻の症状や人間ドック内視鏡検査ご希望の方は

池袋西口病院(消化器外科・内科)⇐池袋駅徒歩5分
〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-2-16
消化器内科・消化器外科・一般内科・整形外科電話予約は⇒ 📞03-3982-1161
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腰痛、手足のしびれなども、お気軽にご相談ください。通院リハビリテーションもできます。
考えられる原因を列挙してみます。
食習慣によるもの
- 食べすぎ・早食い
- 脂肪分や糖分の多い食事(消化が遅く胃内圧が上昇)
- 炭酸飲料・アルコール・コーヒー・チョコレートの摂取
- 食後すぐに横になる・前かがみの姿勢
解剖学的、機能的な原因
- 胃酸の逆流を防ぐ弁の働きが弱くなる(下部食道括約筋の機能低下)
- 胃の一部が胸腔内に滑り込み、逆流が起こりやすくなる(食道裂孔ヘルニア)
- 胃内圧が高まり、酸が逆流しやすくなる
疾患によるもの
- 逆流性食道炎(胃酸が逆流し食道がただれた状態)
- 食道裂孔ヘルニア(②と同様)
- 糖尿病(自律神経障害による蠕動低下)
- 肥満(腹圧上昇による逆流)
ストレスによるもの
- 過度なストレスにより交感神経優位となり、結果として消化管蠕動が
- 低下してしまう、食道、胃の動きは落ち、胃酸貯留も増える。
その他(薬剤の副作用など)
様々な原因を列挙しましたが、それぞれが独立したものというよりは、
- 例1)食習慣が原因で、食道括約筋が緩み、逆流性食道炎を発症
- 例2)食道裂孔ヘルニアがある人が食後にすぐ横になり逆流性食道炎を発症
- 例3)ストレスが多い方(消化管運動が鈍くなる)がドカ食いをし、胸やけが出る
など上記の様々な要素が積み重なって症状が出ている事が多いと思われます。
「胸やけ=逆流性食道炎」というイメージが強いですが、必ずしもそうとは限らず
消化管運動が落ちている事で食事の胃内滞留時間が長くなることで似た症状を呈することも考えられます。
胸やけで苦しいときは?

いずれにしてもまずは胃カメラを受ける事で目に見える異常(逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニアなど)がないかを確認、それがなかったとしたら、食習慣、ストレス、不眠なども含めた改善点を探って行き、改善する事で、胸やけ症状に限らず、他にある症状(例えば便秘、高血圧、高血糖etc)も改善したり、病気の予防に繋がる可能性も出てくるため非常に有効なアプローチとなります。
「たかが胸やけ」かもしれませんが、あなたのからだから発せられた警告と捉えて
一度受診されてみてはいかがでしょうか?
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記事監修医:坂口 大輔(一般内科、消化器内科)
詳細は、下記医師紹介リンクにて
